「Webライターに興味はあるけど、どうやったらなれるの?」、「Webライターを始めてみたい!」。
そう思った初心者の皆さん、ようこそ!
まずは、いちばん皆さんが知りたいであろう「初心者、未経験」でも大丈夫か?ということについて。結論から言うと、向き不向きはさておき、「書くことが好きなら大丈夫!」。

この記事は、副業やフリーとしてやってみたいと考えている人を念頭に作成しました。Webライター募集企業への就職を考えている人などは、必要なところだけ読んでいただければと思います。
この記事では、最初に「Webライターとはどんな仕事か」を解説してから、具体的な「Webライターの始め方」、そして「稼ぎ続ける」までの概要を解説します。
概要がわかれば、漠然とした不安も払拭でき、Webライターにチャレンジするか否か、次の1歩がきっと見えてくるはず。
★この記事が向いているのはどんな人?
- Webライターの始め方を知りたい。
- Webライターとはどんな仕事か概要を知りたい。
- Webライター初心者でも挑戦できるか知りたい。
- どうやったら稼げるようになるのか知りたい。



各項目の詳しい記事は、今後、随時投稿していく予定なので、お待ちくださいね。



では、始めていきましょう~!
Webライターとは? 初心者でも挑戦できる理由


Webライターの仕事内容は?
Webライターとは文字通り、「Web」上で「文章を書く」ことが仕事です。
書くことを生業にしている人には、ざっくり分けて2グループあり、
① 小説家やエッセイスト、詩人、ノンフィクションライター、ブロガーなどのように、自身の感受性や思い、主張などを隠さずに書く人たち。
② ブックライター、ゴーストライター、PRライターなどのように、依頼主の要望に沿って文章を書く人たち。仕事としての書き手であり、依頼主が伝えたいことを代わりに伝える人たち。
Webライターは②のグループ。
「Web上で公開される記事コンテンツを作成する(依頼された部分の記事を書く)」のが仕事で、依頼主の意向に沿う内容でなければなりません。
資料を読み、調べ、必要な場所に出向いて集めた情報などを文章にまとめます。
◆依頼主の例:
- 企業のWeb担当者
- 制作会社の編集者
- クラウドソーシングサービス etc.
依頼主は企業なので、納期を守ったり、メールに返信をしたり、社会人としてのルールやマナーを守ることも大事です。
◆依頼される記事の種類
- 企業のホームページ内のブログ記事、コラム記事
- ニュース系記事
- 商品やイベントなどの情報系記事 etc.
いずれの場合でも、基本的な考えは読者のニーズに応えることですが、誤解を恐れずに書くなら、企業や商品、サービスの認知度向上のため、イメージアップのため、販売促進のためなど、依頼主の利益につながることが目的です。



……というわけで、企業相手の仕事なので、一般的な社会人としての基本が仕事のベースになります。それをわかっていれば(社会人の経験がある人ならなおさら)、恐るるに足らず! 初心者だって大丈夫!!
Webライターに求められること・ベスト3
1.文章力。
記事の構成力や、読みやすい文章を書くことなど、ライティングに関する基本的なノウハウ。



ライティングの基礎(構成や読みやすい文章の書き方など)は、当ブログのほかの記事で詳しくお伝えするので、どうぞお待ちください。
2.納期を守ること。
これは言わずもがなですね。万が一、遅れそうなときは、必ず前もって依頼主に連絡を。
3.依頼主とコミュニケーションを取ること。
依頼主の意図をくむためにもコミュニケーションは必要不可欠。わからないことはそのまま放置せず、疑問点は相談しましょう。連絡や報告もまめにしておくと、方向性にズレが生じた場合でも傷が浅くすみ、双方にとってストレスが少なくお仕事できます。
そのほか、経験を重ねていくと、リサーチ力、取材力、インタビュー力なども問われるようになりますが、初心者のうちはこれらは考えずにいて大丈夫。



依頼主によっては、取材先へのアポ取りや交渉を任されるケースも。文章を書く仕事だけど、意外と人と関わる仕事なんだよね。
初心者でもチャレンジしやすい理由・ベスト3
1.資格は不要
特別な資格は必要ないので、始めたいと思ったときが始めどき!
Q. 勉強も必要ないの? 最低限必要なスキルは?
A. 資格は必要ないですが、日本語の正しい文法や表現力は必要になります。書くことに自信がない人は、仕事を始める前に、Webライティングの基礎が学べる本を読んだり、講座を受講するのもGood。
2.パソコンとネット環境があればOK
パソコン1台とネット環境があればすぐに始められます。
とはいえ、依頼主との連絡用にスマートフォンは必要です。
ここでスマートフォンと書くと、「執筆もスマートフォンではダメなの?」という声もがこえてきそうですが、案件はほとんどパソコンの使用が必須だと思うので、Webライターを志すのであれば、パソコンでの作業がマストだと思います。
3.需要が高まっている
企業や個人がオンラインで情報発信を行う場が増えているので、記事作成の需要も拡大している……と思われます。



今では出版社でも、編集部ごとにWebサイトを運用したり、SNSで発信している場合が多く、出版物をリライトしたり、別にWeb用の記事を作成することもあるんですよ。
Webライターの3つの特質と各メリット・デメリット


「一般的な社会人としての基本が仕事のベースになる」と書きましたが、Webライターという職業ならではの大きな特質も3つあります。
それらを紹介しつつ、それぞれのメリットとデメリットも見ていきましょう!
特質1.Webライターは手軽に始められる
メリット:初期投資がほとんどない & スキルが低くてもできる案件が多い
前出の「初心者でもチャレンジしやすい理由・ベスト3」でも述べましたが、特別な資格なしで、パソコンとネット環境さえあれば始められます。
また、初心者でもできる案件が比較的多いので、「まずトライしてみる」ということができるのも手軽に始められるゆえんです。
デメリット:収入が安定しにくい & 生計が立てられるまでに時間がかかる
案件も多く、初心者でも手軽に始められますが、初心者向けの仕事はどうしても単価が安くなりがち。
さらに、仕事量=収入なので、初心者の頃はそれなりの収入を得ようと思ったら、その分たくさんの仕事をしなければならず、寝る時間を削ることになったりもします……。
どんどん稼げるようになれば、働いた分だけ収入になるのはやりがいでもありますが、初心者がWebライターで生計を立てられるようになるまでには時間がかかります。
地味だけれど、経験を積みながらライティングのスキルを上げ、やり続けていくことが大事なのです。



スタートは手軽だけど、「稼ぎ続ける」「長く続けられる」ようになるには、コツコツ続けていかないと難しいのも事実なんだよね。
特質2.仕事場所、仕事の時間は自分で決められる
メリット:仕事場所、時間の自由度が大きい
基本は自宅で執筆ができるので、働き方、時間の使い方に自由度が生まれます。仕事にもよるけれど、取材がない場合もあるので、仕事の選択次第で完全在宅ワークというのも可能。
“自宅で執筆できる=どこでも執筆できる”、ということでもあるので、カフェでも旅先でもネット環境があればどこでも仕事ができちゃうのも「いいね」ポイント。
納期が守れるのであれば、執筆の合間に子どものお迎えや、親の病院に付き添うこともできます。
デメリット:時間やスケジュールは自分で管理
「自由」という言葉は魅力的に感じるかもしれませんが、すべてを自分で管理しなければなりません。
納期日になって、「家の用事や本業が忙しくて納期に間に合いませんでした」……なんていうことは絶対にNG! 仕事を受ける時点で納期までにできるかどうかを判断し、難しい場合は無理をせずに必ず伝えましょう。
特質3.仕事はさまざまな分野にわたる
メリット:興味のあることで収入を得られる可能性
通常、仕事につくとひとつの分野に限られますが、Webライターはさまざまな分野と関わることができます。初心者の頃は難しいかもしれませんが、ある程度キャリアを積めれば、人のツテを頼ったり営業をするという手もありますので、自分の書きたい世界で仕事をする可能性は諦めずに続けることが肝心です。
たとえ興味のない分野だとしても、Webライターとしてのキャリアを積むことができますからね。
もし、最初から「この業界でやりたい」という強い思いがある場合、アシスタントやお手伝いから始めるつもりで、飛び込んでみるのも良いかもしれません。
デメリット:自分が書きたいものが書けない可能性
これを書いてしまうと夢がなくなりますが、やはり最初の頃はなかなかやりたい分野の仕事はできまないことが多いと思います。(初心者向けの案件の中に、やりたい分野の仕事があればラッキー!)
たとえ興味のある分野だとしても、依頼主がいるので自分が書きたいものを書けるわけではありません。
場合によっては、まったく興味のないことや自分の意に沿わないことを書かなければならないこともあります。
完璧に書けたと思っても、文章は人によって好みもあるので、何度も書き直しをさせられたり、残念ながら、書いたものがNGになることもあるかも……。



初心者の頃は、「書き直しをさせられて当然!」ぐらいのスタンスでいる方が凹まなくていいよ。
Webライターの始め方・簡単5ステップ


ここからが本題の「Webライターの始め方」。
“用意するもの”から“考えておくこと”まで、5つのステップにまとめました。
ステップ1. Webライターを始めるならこれを用意!
Webライターにチャレンジしたいと思ったら、下記の5つは用意しましょう!
★準備するもの
- パソコン
- ネット環境
- 執筆ツール(WordやGoogleドキュメントなど)
- スマートフォン
- 書くための環境
❶❷❸パソコン、ネット環境、執筆ツール
Webライターのよくある作業は、
- パソコンを使って記事を書く。
- メールや記事、資料の送受信。
- ネットで調べ物をする。
- オンラインでの打ち合わせ。
でしょう。そう考えると、❶~❸の3つはセットと考えて、用意することが必要です。
パソコンは、WindowsでもMacでもお好みで。
ひと昔前なら、Wordで文章を書くならWindowsの方が使い勝手が良かったですし、画像を処理するならMacが便利でしたが、今は大きな違いはないのではないかと思います。
私の周りでも半々ぐらいです。
❹スマートフォン
執筆するためにスマートフォンを使うことはおすすめしません。
ですが、依頼主との連絡用には必要不可欠です。外出先でメールのチェックはもちろん、各種アプリやクラウドを利用すればPDFや画像、資料、チャットの確認、ちょっとした文章の修正などもできて、迅速なレスポンスができるからです。
平日の昼間にプライベートな用事で外出することは自由ですが、依頼主が業務時間のあいだはスマホを気にしておきましょう。



やっぱりレスポンスは早い方がいいよね?



編集者の視点で言うと、迅速に対応してもらえるのはやっぱりありがたい。翌日になってもなんのリアクションがないのは心配になるし、困ることもあると思う。
その間、作業はストップするかもしれないし、ほかの人がその案件に関わっている場合もあるしね。
❺書くための環境
これはマストではないですが、家族と住んでいて自分の部屋がない場合でも、執筆するスペースやオンラインで打ち合わせができる場所などは確保できると仕事がしやすいと思います。
もちろん自宅以外のカフェなどで執筆するのもOK。ですが、記事を書くために情報解禁前の資料等を扱うこともあるので、その際は周りの人の目にふれないように気をつけましょう。
ステップ2. どんな記事を書きたいか考える
始めてすぐに書きたいものは書けない、と解説してきましたが、プロフィール記入時には、自分の得意分野ややりたいことをアピールしなくてはいけません。まずは自分が何に興味があって何が得意か、どんなジャンルのどんな記事を書きたいかを考えておきましょう。
記事にできる知識がある必要はなく、趣味や好きなことでもOK! 自分が何にたくさん時間を使ってきたかでもいいですね!
ステップ3. Webライターとしての働き方を考える
Webライターを志すなら、フリーランスかWebライターを募集している企業に就職するか、個人でサイトを運営するかなどでしょう。
企業に就職の場合は、企業ごとに契約もルールも異なりますし、個人でサイトを運営する場合は始め方そのものが変わってきますので、ここでは、フリーランスのWebライターに絞ってお話します。
フリーランスという働き方
いわゆる企業からの業務委託という形になります。
個人事業主扱いになるので、取材&執筆のほかに、仕事探し(営業)、スケジュール管理、お金の管理、プロフィールと名刺作りも行うことになります。
文章にするとあれもこれもという感じがして躊躇するかもしれますが、“仕事を探して働く”という観点からみれば、ほかの仕事とあまり変わらないと思うので気負わずにいきましょう。
Webライターは専任or副業? フルタイムorパートタイム?
自分の状況や環境に合わせて、働き方と労働時間を選べるのもWebライターの大きな魅力です。
★こんな働き方が選べます。
- Webライターとして取材や出張もこなし、フルタイムで働いて生計を立てることもできます。
- 子育てや、親御さんの介護の合間などに、自宅で仕事をすることもできます。
- 本業はやめずに、試しに副業としてトライしてみたり、本格的に副業でWebライターをし続けることもできます。
ステップ4. プロフィールを用意する
案件によってプロフィールを入力する画面や内容は異なりますが、自分の興味のあること、得意なことなどを執筆ツールに箇条書きでOKなのでまとめておくと良いと思います。考えが整理できますし、案件を探すときの目安にもなりますよね。
今まで自分が執筆したものや運営しているブログ等がある場合は、ポートフォリオを作っておきましょう。
ステップ5. 仕事を探す
仕事の探し方にはどのような方法があるかをまとめました。
- クラウドソーシングサイトを活用する(※「クラウドソーシングサイト」とは、インターネットを介して、仕事の発注&受注を行うサイトのこと)。
- 求人サイトを利用し応募する。
- 興味のあるサイト運営会社に営業する。
- 企業のサイト内にある公募に応募する。
- ブログやSNSを運営して仕事が舞い込むのを待つ。
仕事を選ぶとき、仕事内容や単価、納期だけでなく、どんな企業か、どんなサイトを運営しているか、納品の方法、条件などもチェックしましょう。
Webライターとして稼ぎ続けるには? スキルアップとコツ


「稼ぎ続ける」とは、「一緒に仕事をしたい、あの人に書いてもらいたい」――と思ってもらえるようになること。あの人に任せておけば安心だと信頼してもらわなければなりません。そのためには、段々と自分のスキルを上げていき、“一回でOKになる記事=読者のニーズを満たす記事”を目指していくことがカギになります。
スキルアップするなら何?
1.構成力や表現技法など文章力のスキルアップ
文章を書く経験を積んでいけば身についていくスキルですが、やはり時間がかかります。
近道は、Webライターの本を読んだり講座を受講して学ぶことでしょう。構成力や表現技法などのコツが学べます。



当ブログもおすすめだよ~(笑)
また、ブログやSNSなど、アウトプットする場を作り、文章を書くトレーニングをするのも方法のひとつ。
2.専門分野のスキルアップ
「この分野でやっていく!」と決めたなら、依頼主に「この分野の記事なら○○さん」と思ってもらえるように知識を深め、情報にはアンテナを立てておきましょう。
仕事をしていく中でその分野の人脈を築いていくことも、あなたの武器になる可能性大です。
3.ライティング以外の技術のスキルを身につける
「SEOライティング」の知識は知っておきましょう。



SEOライティングとは、「Web上の検索エンジンで上位表示させるためのライティング技法」のことです。なんのこっちゃと思うかもしれませんが、こちらも当ブログのほかの記事で解説するので、お待ちくださいね。
記事を投稿するために、「Word Press(※世界中でもっとも利用されているコンテンツ管理システム)」の扱い方を知っていた方がメリットになることも多いです。ただ、企業によっては独自のシステムを使っている場合もあるので、すべての仕事で役立つとは言い切れませんが……。
写真のセレクト、トリミングや色調整などの画像加工もできるといいかもしれません。ですが、これらも仕事の内容、依頼主との関係性や考え方(外部の人間にどこまで任せるか)にもよるでしょう。
ですが、上記のいずれかできる人やほかにも技術がある人は、プロフィールに書いておきましょう。「それもできるならこの人に」と思ってもらえる可能性もあるからです。
同じ人から仕事の依頼が続いて、ある程度関係性が築けてきたら、執筆以外に手伝えることはないか聞いてみるのもありかもしれません。
もし、プラスαの仕事の話が出たときは、無料奉仕に気をつけて。お互いの関係性にもよるので、無料でも自分が納得できるのなら良いのですが……。切り出しにくい話題ですがうやむやにせず、ギャラの上乗せが可能か相談してみましょう。依頼する側にも予算があるので、ギャラの話は最初にしておくのが得策です。
稼ぐコツはある?
正直に言えば、“だれもが手っ取り早く稼ぐコツ”はありません。。。
初心者向けの案件はあっても、やはり低単価なのは否めないからです。
ですが、仕事を続けていきスキルアップしていけば、実績をもとに高単価案件にチャレンジできますし、直接依頼が来ることもあるでしょう。
★このステップでいこう!
ステップ1.低単価でもまずはWebライターの仕事に慣れながら実績を作る。
ステップ2.実績をもとに、高単価案件にチャレンジ。
ステップ3.依頼主の信頼を獲得。
なので、長期的な視点で考えて、最初のうちは経験値を積むチャンスと割り切っていきましょう。



ひとつの例ですが、依頼主からもし、「Word Pressの入稿できる?」と聞かれることがあったら、できなくても「勉強するのでやらせてください」と言ってみるのもありだと思います
そうやって、少しずつ任される仕事の幅を広げていくことも稼ぐコツのひとつだと思います。
信頼の獲得→仕事の幅が広がる→さらに信頼を獲得する……と、好循環のサイクルになれば最高ですね。
そのためにも、日々スキルを磨いておくことが大切です。
結果が出るまでに時間がかかるかもしれませんが、コツコツと頑張りましょう!
まとめ
初心者の方に向けて、“Webライターの始め方”を中心に、“Webライターとは?”、“稼げ続けるコツ”など、概要を解説しました。
一朝一夕にはいきませんが、自分の書いた文章で少額でも「稼ぐ」経験は、きっと自信になると思います。
そして、スキルを積み重ねるほど収入がアップする可能性があるのもこの仕事。継続的な学習と実践は欠かせませんが、書きことが好きなら一歩を踏み出してみませんか?



この記事で、Webライターについての興味と魅力がアップし、「とりあえず始めてみよう!」と思っていただけたらうれしいです。では、またほかの記事でお会いしましょう!



またね~!
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